鳴門の渦潮は、日本の徳島県に位置し、鳴門海峡で見られる自然現象です。この渦潮は、世界でも特に大きなものの一つとして知られており、多くの観光客がこの自然の驚異を目の当たりにするために訪れます。
鳴門海峡は、淡路島と四国を隔てる狭い海峡であり、その幅は最も狭いところで約1.3キロメートルに過ぎません。潮の流れはこの狭い海峡を通過する際に非常に速くなり、大潮の時には秒速20メートルにも達することがあります。この速い水流が海底の凹凸と組み合わさることで、巨大な渦が生じるのです。
鳴門の渦潮を観察できる最良の場所の一つは、渦の道と呼ばれる遊歩道です。この遊歩道は海上に設けられており、渦潮を間近で見ることができるようになっています。
また、観光船を利用して渦潮を海上から見ることもでき、その迫力ある光景は多くの人々を魅了して止みません。
渦潮は潮の干満によってその大きさが変わり、特に大潮の時にはその規模が最大となります。そのため、訪問する際には潮の時刻表を事前に確認し、潮の流れが最も強い時間帯を狙って訪れることが推奨されます。
鳴門の渦潮は、自然が生み出す芸術作品とも言える美しさを持ち、科学的な観点からもその成り立ちが研究されています。
観光はもちろんのこと、教育的な観点からも大きな価値があるこの現象は、地元の人々にとっても誇りの源となっており、日本の自然美を象徴する存在として、国内外から多くの関心を集めています。
鳴門の渦潮の見どころ・楽しみ方
- 渦の道からの渦潮観察は迫力満点で圧巻
- 観光船での海上からの渦潮観賞は一味違った魅力
- 大鳴門橋からの眺望も絶景で、渦潮の全貌を楽しめる
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
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壮大なスケールで圧巻です
夏休みに息子と四国二人旅に出かけた際、一度は生で見てみたいと足を伸ばして渦潮を見に行きました。車の免許がないため、毎回旅行ではバスと電車をフル活用しているのですが、今回は電車が活躍。高松から鳴門までは1回途中で乗り換えるのですが、乗り換え駅が思っているより小さくて。やはり自動車社会なのかなとこんなところでも実感しました。
鳴門駅からうずしお観光船までは、路線バスで鳴門観光船バス停まで行くと直ぐ。事前にホームページで運行確認していたので、安心して乗船券を購入して時間まで待機。夏休みだったので人は多かったです。
時間のタイミングなどで、見れない場合があることの説明もありましたが、ワクワクしながら船に乗船、所要時間は約30分です。まず最初に見えてくるのは鳴門の綺麗な風景。壮大な自然を感じ、前日に台風通過という天候だったのですが、思っていたより波も緩やかでした。
しかし、渦潮が見られるポイントにつくと途端に海の表情が変化。タイミングも良かったようで、至る所で渦潮が発生して波飛沫も上がるほど。かなり近くまで船も近寄ってくれるので海の力強さをより感じ、あっという間に時間が経過していました。なかなか遠くて伺えませんが、また、あの風景は見たいと思います。
行った時期:2019年8月 一緒に行った人:家族
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大鳴門橋から見る「渦潮」
鳴門公園の駐車場から5~6分あるいて「渦の道」へ。大鳴門橋の下に通路が作られています。
【良かった点】干満潮時に行けばグルグルと巻く渦が見られます。景観も非常によく広い太平洋を見渡せて気持ちがいい。
【気をつける点】干満潮時以外は渦が見られないので見ごたえが減ってしまいます。行かれる方はHPなどで時間を調べてからそこに合わせて向かわれると渦が見られます。
鳴門公園から渦の道の入口までは少し歩きます。ルートが2つあり①階段を利用して高速道路をまたぐ歩道橋を渡って行く➁トンネルを通って平坦な道。階段を使う道は景色が良く渦の道の入口までは下り坂なので健脚の方は往路で行くと良い。
トンネルを利用するルートは、大鳴門橋をバックに写真がとれる広場があるので往復でルートを変えるのがおすすめ。
「渦の道」自体は全長450まり、少し長いなと感じます。お子様連れやお年寄りの方は思っていたよりも歩くと思うのでご注意ください。
海上45mから見る景色はとても良く、渦が巻いていなくても潮の流れの速さなどが実感できます。
駐車場には売店もあるので特産物の「わかめ」なども購入することができます。雨の日や風が強い日は少し厳しいかも。ぜひお天気の良い日にお訪ねください。
行った時期:2016年7月、2018年2月 一緒に行った人:仕事・同僚
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