足立美術館は、日本の島根県に位置する、日本庭園と現代日本画を中心とした美術館です。美術館は1960年に足立全康によって設立され、特にその庭園は国内外から高い評価を受けています。
実際に、アメリカの専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による日本庭園ランキングで、連続して最高位に選ばれたこともあります。
庭園は、四季折々の自然美を楽しむことができるように設計されており、春には桜、秋には紅葉が訪れる人々を魅了します。水面に映る景色と緑豊かな木々、巧みに配置された石や小道は、訪れる人々に穏やかな時間と空間を提供します。
美術館の内部では、足立全康が収集した日本画を中心に、多くの美術品が展示されています。古典的な作品から現代の作品まで幅広く、日本の美術文化の深さを感じさせるコレクションとなっています。また、特別展や企画展も定期的に開催され、多様なアートに触れることができます。
訪問者は、美術館の静謐な雰囲気の中で、日本の伝統美を存分に堪能することができます。庭園散策だけでなく、茶室での一服や美術館内のレストランでの食事も、足立美術館ならではの体験となります。美術と自然が織りなす和の空間は、国内外の観光客にとって、忘れがたい記憶となることでしょう。
足立美術館の見どころ・魅力
- 四季折々の庭園美を散策し、自然の移ろいを感じる!
- 日本画の名作に触れ、日本美術の奥深さを学ぶ!
- 茶室で一服し、日本の伝統文化に浸る!
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
6
どの時期でも美しい庭園
私は足立美術館とその隣にある旅館とセットのプランで旅行しました。最寄りの出雲空港からは少し遠いです。しかし旅館とすぐ近くなのもあって、温泉でゆっくりして美術館に行くのがおすすめです。
入館料はお高めですが、庭園の素晴らしさを見ると、価格相応です。ちょうど夏頃だったので、横山大観の紅葉の名画は見れませんでした。秋に訪れると見れるそうです。
庭園について、事前に写真を見ていたのですが、実際に見ても写真を見ているかのようにとても美しいです。冷房のきいた部屋でのお茶席もあり、抹茶を楽しみながら庭を眺めるのがおすすめです。
建物が2つあり、雨の日でも地下通路があるので濡れずに移動できますが、歩いて移動するのが少し億劫です。
ゆったりと訪れるなら平日です。新緑の季節や紅葉の季節、雪の季節など、どの時期でも見たくなる庭ですが、おすすめは秋の紅葉時期だと思います。紅葉の時期は観光バスなども多く、観光客がおおいそうですが、一度は秋に訪れたいです。
行った時期:2022年7月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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絵のような庭園が素晴らしい
一面ガラス張りになっていて、日本庭園を眺めることができます。まるで日本画のように計算しつくされた構図や、手入れの行き届いた見事な庭園です。少し場所を変えるだけで、見える景色が違い、遠くの山も借景になっています。
秋に訪れたので、紅葉が見事でした。色を変えない緑の松とのコントラストも素晴らしかったです。この美術館は、横山大観のコレクションで有名です。大観の世界観にじっくり浸ることができます。
また、廬山の陶器のエリアもあって見応え十分でした。一角のレストランやカフェも、落ち着ける空間です。美しい緋鯉を中からゆったりとした気分で見ることができます。団体の観光客に対応しているので、車いすの方のためのユニバーサルデザインもしっかりしていました。
行った時期:2020年11月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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足立美術館【島根】
出雲への旅行の帰りに寄りました。日本一と評される庭園なので、必ず一度は見てみたいと以前から思っていた場所です。庭園はどこを切り取っても美しく、写真もたくさん撮りました。
窓枠を絵の枠に見立てるような演出があり、しばらく見ていても飽きませんでした。美術館内にはレストランやお茶室もあり、一日かけてゆっくり楽しめます。
壮大な庭園を眺めながらのハヤシライス・カレーのランチや、外の景色が見られる「生の掛け軸」を楽しみながらお抹茶と和菓子をいただいたのも、とても優雅な体験でした。訪問する際はたっぷりと時間を取って予定することをおすすめします。
入館料は2,300円と通常の美術館よりも高い印象ですが、その価値は十分にあると思います。車は使わず電車の旅行でも、美術館の便利な送迎バスを使いながらアクセスにも問題なかったです。
行った時期:2023年2月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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混雑していますが波があります
ここのお庭は本当に素晴らしく、日本人外国人とも、大変な賑わいとなっています。ただ、団体客はわーっとたくさん押し寄せても、またわーっとすぐいなくなるので、できるなら個人で、時間をたっぷりとって、のんびり訪れるのが良いと思います。
庭園は基本的に館内からみるタイプです。一部外にでて、庭園内を歩くこともできるところはありますが、基本的には窓から愛でるだけ、と思っておいた方がよさそうです。
またここからみえる遠景の滝はこの庭園のために人工で作られたものだということで、そんなところにまで凝っているのかと驚かされました。常に庭師さんたちが、手入れをしている姿が、とても印象に残った、すばらしい場所でした。季節を変えて、また行きたいです。
行った時期:2000年4月 一緒に行った人:家族
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庭園が素晴らしく季節を変えて訪れたい美術館
足立美術館は、国内だけでなく海外にも美しい庭園と美術品を鑑賞できる美術館として有名です。初めて訪れましたが、庭園の美しさは噂に違わぬ素晴らしさです。
白い砂に緑の芝生の丘や計算された角度で配置された松、背景には人工的に作られた滝まで配置されていました。足立美術館には庭園だけでなく、横山大観や魯山人などの芸術家の作品も多数展示されています。
館内は階段や地下道を使って建物を連結したりしていますが、上下移動が必要な場所にはエレベータの設置があり、車いすにも配慮されたつくりでした。
庭園も美術品もガラス越しで鑑賞する場所では、低反射のガラスが使われていて、どこにガラスが設置されているのだろう、とおもわず手を伸ばしてガラスの位置を確認したくなるような、透明度の高いガラスが使用されているのも良かったです。
庭園や美術品を鑑賞していると、結構歩きます。歩き疲れた時には、館内のレストランやカフェで休憩することができます。カフェは見事な庭園を眺めながら休憩できますので、特におすすめです。ブレンドコーヒーはお代わりができました。
2023年10月時点の大人の入場料は2300円。展示の内容を考えると納得のお値段でした。館内のショップに四季折々の庭園の写真を使ったカレンダーが販売されていて、雪をまとった庭園の写真が素晴らしく、また季節を変えて、できれば雪の時期に訪れてみたいです。
行った時期:2023年10月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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美しい庭園
窓から見える庭園が、大きな絵画のように視覚に迫ってきます。計算されつくされた木々の配置、池の様子、高低差など人工的でありながらも、自然の風に揺れる葉の様子や色合いにため息が出るほどです。
1日中いても見つくされないほどの絵画展示や、お洒落なカフェ、ミュージアムショップも素敵です。カフェから見る景色も、とってもいいです。掛け軸と外の景色を合わせた作り手のこだわりにも感動です。
時間をしっかりとってゆったりと見ることをおすすめします。季節によって庭の様子は変化があるので、四季それぞれの違いを堪能したいです。美術にあまり興味のない夫と一緒に行きましたが、夫も、美しさに感激していました。駐車場もたっぷりあって安心です。
行った時期:2021年11月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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