東京ディズニーランドのトゥモローランドにある「スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー」
映画「スター・ウォーズ」の世界を楽しむことができるアトラクションですが、どんな乗り物なのでしょうか?実際に体験した人は「怖い」「酔う」と感じた人もいるようです。今回は元ディズニーキャストがスターツアーズの仕組みや内容について解説します。
- スターツアーズの怖さや酔いやすさの実態!
- 酔う原因と対策方法を元キャストが詳しく解説!
- アトラクションの仕組みや楽しみ方のポイント!
目次
スターツアーズは怖い?実際の怖さレベルを体験談から検証!
誰もいないスターツアーズ結構怖いな pic.twitter.com/iqWVwddrzu
— ふぃすと (@fist0) June 23, 2023
スターツアーズの怖さレベルはどのくらいなのでしょうか?
絶叫系アトラクションと比べると怖い?
急上昇や急降下、垂直落下、一回転など絶叫系アトラクションには様々な種類がありますが、それらのアトラクションと比べたら「絶叫系」という意味では怖いと感じる人は少ないのではないでしょうか。

私も絶叫系は大大大大の苦手ですが、子どもの頃からスターツアーズは平気で大好きなんですよね。絶対に落ちないという安心感があるからかもしれません…!
絶叫系のような怖さはないものの、スターツアーズは3Dメガネをかけて映像を見ながら機体が動くアトラクションのため、酔いやすい人が多いです。別の意味での怖さを感じる人は多いかもしれませんね。この後詳しく解説します。
どんなところが怖い?
絶叫系のような怖さはないものの、それでもスターツアーズが怖いと言われる理由は何なのでしょうか。いくつか挙げてみました。
①ストーリーが怖い
映画「スター・ウォーズ」の世界に没入することができる貴重なアトラクションですが、そもそもSF系の作品に苦手意識がある人にとっては怖いと感じるようです。また、スターウォーズは乗る回によってランダムにストーリーが変わるので予測できないことが不安で怖いと思う人も。
②建物内がずっと暗い
Qラインに並び始めてから、アトラクション乗車中、体験後と終始暗がりの中を進みます。宇宙空間?をイメージしたブラックライトのような明かりがずっと続くので視界が悪いのも理由の1つでしょう。
③戦闘シーンがリアル
「スター・ウォーズ」という名の通り、宇宙空間の中でのバトルが繰り広げられるストーリーなため、自分たちが乗車している宇宙船も攻撃対象になります。今にもぶつかってしまうのではないかというスリリングさがあります。

銃撃戦がリアルで思わずヒュッと避けたくなってしまいます!
スターツアーズは酔う?その原因を徹底解説
スターツアーズは酔う pic.twitter.com/0wdUq2VJ3l
— くれそる (@KURESORU_DA_YO) June 28, 2024
スターツアーズが酔いやすい原因について解説します。
なんで酔いやすいの?
スターツアーズが酔いやすいと言われる理由は、画面酔い。アトラクション体験中は3Dメガネをかけて映像を見ながら進みます。更に座席も動くため、画面揺れに耐えかねず気持ち悪くなった…なんてことが起こってしまうのです。
酔いやすい人の特徴
スターツアーズを始め、映像を見ながら座席が動くタイプのアトラクションではどのような方が酔いやすいのでしょうか。
酔いやすいタイプの方の特徴
・寝不足
・三半規管が弱い
・体調が優れない
・食前、食後
・閉所恐怖症
・暗所恐怖症
・小さなお子さま(身長102㎝以上乗車可)
傾向として上記のような特徴を持った方々が酔いやすいとされていますが、度合いも異なるので不安な方は当日の自分の体調としっかり向き合って乗車するか判断してくださいね。

東京ディズニーシーの「ピーターパンのネバーランドアドベンチャー」も同じタイプなので気をつけましょう!
私も経験談を1つ。座席に着いたあと、キャストさんが安全ベルトの確認などをしたあとに扉を閉めます。飛行機の扉を閉めるのと似たような感じです。あの瞬間、閉じ込められた不安からなのか急に息苦しさを感じたことがありました。
しっかり呼吸をして気持ちを落ち着け、ストーリーに集中したことで息苦しさはなくなりましたが、ちょっと怖かった出来事でした。
乗車後は途中下車ができません。閉所恐怖症の方やパニック障害などを経験したことがある方は思わぬフラッシュバックが発生する可能性もあるので、慎重に検討してほしいです。(私の経験談で余計に不安な思いにさせてしまったらすみません…。)
スターツアーズはどんな乗り物?仕組みや浮遊感を解説!
スターツアーズの仕組みについて解説します。
どんなアトラクション?浮遊感は?
スターツアーズは映画「スター・ウォーズ」の世界を体験できるフライトシミュレータ型アトラクションです。3D映像に合わせてライドが揺れ動くので臨場感と没入感を味わうことができます。
ほとんど浮遊感はないアトラクションですが、小さなお子様やアトラクションに慣れていない方は少し浮遊感を抱くかもしれません。

最後列は座席が高めになっているので足が浮きやすいので、苦手な方はキャストさんに相談してみてください。
楽しむポイント!
スターツアーズのストーリーは、スタースピーダー1000というライドに乗って、宇宙旅行に出発しようと思ったところにトラブルが発生。映画に登場する惑星に降り立ち、スリル溢れる宇宙戦争に巻き込まれてしまうという流れ。このストーリーはランダムで乗るたびに違った体験をすることができるのがお楽しみポイント!

私はスターウォーズについて詳しくないのですが、知らなくても楽しめます!
もう1つのお楽しみポイントはQラインでの仕掛け。ただ並ぶだけではもったいないです!建物内に入るとホールのような場所を通るのですが、上を見上げるとスクリーンがあり映像が流れています。
ここで見慣れない文字が並んでいるのですが、これは「オーラベッシュ文字」というスターウォーズの世界で使用される銀河標準文字。リニューアル当時は文字を解読できるようにペーパーを配っていたときもあったので、それを見ながら解読するのがとても楽しかったのを覚えています。

ネットで探すと読み方が出てくるので、ぜひ調べながらどんな言葉が書いてあるのか読んでみてください!
スターツアーズで酔わない・怖くないための対策法
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— くれそる (@KURESORU_DA_YO) June 28, 2024
スターツアーズでの酔わない怖くない対策を伝授します。
映像に集中しすぎない
スターツアーズは、実は東京ディズニーリゾートのアトラクションの中で一番酔うと言われているアトラクションです。日頃乗り物酔いしない人でも酔ってしまうこともあるとか。
特に乗り物酔いしやすい人は普段行っている対策をしっかり取って楽しみましょう。「いつもは酔わないけどちょっと心配…」という方は、食事の前後には乗らないように気をつけたり、映像に集中しすぎないことがポイントだったりします。
面白くてついつい集中してしまいますが、映像をしっかり見てしまうとぐるぐると目が回ってしまって酔いに繋がってしまうので、全体を流すような感覚で見ると比較的酔いづらいですよ。

パーク開園直後にスターツアーズに乗ると血圧がまだ低くて具合が悪くなる人もいるようです。時間帯も気をつけてみてくださいね。
Qラインを楽しむ
特に小さなお子様はアトラクションに乗るまでの間に怖くなってしまうこともあるでしょう。そんな時はQラインに散りばめられた遊び心に注目してみてください。先ほどお伝えした以外にもQラインの合間には様々な仕掛けがあるんですよ。
手荷物検査でX線に荷物を通すシーンでは乗客の荷物にミッキーのファンキャップなどが持ち込まれているんです。全ての荷物に入っているわけではないので、よく観察してみてください♪
また、ホーンテッドマンションに登場するヒッチハイクゴーストの真似をしたロボットもいますよ!その他にはサーモグラフィで全身チェックされる場所があるのですが、どのシルエットが自分なのか探すのが楽しいです。

サーモグラフィの検査場にいるロボットは私たちゲストに向かって「立ち止まらないでどんどん進んで~」的なセリフを言っているので従ってあげてくださいね(笑)
スターツアーズは怖い?酔う原因とどんな乗り物かまとめ
- 東京ディズニーランド「スター・ツアーズ」の怖さと酔いやすさを徹底解説!
- 絶叫系のような落下はないが、暗闇やリアルな戦闘描写が怖さの要因に。
- 3D映像と座席の動きによる「画面酔い」が起こりやすいアトラクション。
- 酔いやすい人は体調・時間帯・集中の仕方に注意が必要。
- 浮遊感は少なく、スター・ウォーズ未経験でも十分楽しめる内容!
- Qラインにはオーラベッシュ文字や隠れ演出など遊び心が満載。
- 酔い止めや深呼吸、映像を見すぎないなどで対策を!
- 安全に楽しむためには事前準備と自分の体調チェックが大切。
いかがでしたか。今回は東京ディズニーランドのスターツアーズがどうして酔いやすいのか解説しました。乗り物酔いしやすい人は注意が必要なアトラクションですが、それでも乗りたい時は事前に酔い止めを飲んでおくなど対策をして楽しんでくださいね。
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