日本二十六聖人記念館は、長崎県長崎市に位置するキリスト教に関連する歴史的な施設です。この記念館は、1597年にキリスト教の信仰を理由に殉教した26人の日本人キリスト教徒を記念して建てられました。
彼らは、キリスト教の布教活動が盛んだった時代に、その信仰を捨てることを拒否し、十字架にかけられるという過酷な方法で命を奪われました。
記念館内には、これら26人の聖人の背景や当時のキリスト教の状況、そして彼らがどのような状況で殉教したのかを詳しく知ることができる展示があります。また、彼らの勇気や信仰心を称えるためのモニュメントや彫刻も館内に展示されています。
この場所は、日本のキリスト教史や日本と西洋の文化交流の歴史を深く知ることができるスポットとして、多くの観光客や研究者に訪れられています。
長崎の歴史的背景と絡めて、日本二十六聖人記念館は日本の宗教史や文化史を学ぶ上で非常に価値のある場所と言えるでしょう。
日本二十六聖人記念館の見どころ・魅力
- 聖人たちの背景や殉教の経緯を詳しく紹介する展示をじっくりと鑑賞し、その歴史を感じる!
- 記念館内のモニュメントや彫刻を通じて、26人の聖人の勇気や信仰心に触れる!
- 長崎のキリスト教史や文化交流の背景を学びながら、記念館の周辺も散策して深く探求する!
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
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母が絶対に観たいと言った日本二十六聖人記念館へ行ってきた
中学生の頃に、踏み絵が教科書に出てきて、自分自身がこの踏み絵を踏まされたらどうするかを、考えていた時期がありました。また、その後沈黙という映画をみて更に興味深く感じるきっかけとなりました。
キリスト教に対する迫害キリシタン文化に関する勉強をしている最中の方や、興味を持っている方などは、特に訪れて頂きたい場所です。
長崎の方々は観光客に非常に優しく、観光スポットに行っていると声をかけてくださる方々も多く、歴史についても知っておられる方が多くて、色々なことが勉強になりました。
記念館では、お土産を買う事も出来て、そこでしか買えないものがたくさん販売されていたので、とても興味深く感じました。
記念館の入場のための価格、私にとっては体感としてとても安く感じましたので、ぜひ長崎に行かれる方には立ち寄って頂き、歴史を体感してもらいたいと思う場所です。
行った時期:2014年11月 一緒に行った人:家族
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日本の中の外国
長崎は日本の鎖国時に唯一国交を開いていた都市なので、こういった海外にまつわる施設の多いことが特徴です。
過去の歴史を感じたいかたには長崎駅からのアクセスも良いのでぜひ訪れてみてほしい場所ですが、そうでなければパスしても良い場所。宗教関連の絵や像は、リアルさがあるため、怖いと感じられる方も多いので、そういった方は避けた方が良いでしょう。
値段自体は高くはありませんが、やはりそこまで興味のない方にとっては飽きてしまうため、高いと感じることもあるかもしれません。
数百円で長崎の歴史を多少なりとも感じたいという方や、宗教に興味のあるかたはおすすめですが、再度訪れようとは思わない施設でした。もちろん、行ったことに後悔はありません。
行った時期:2020年8月 一緒に行った人:家族
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