国宝犬山城は、日本の愛知県犬山市に位置する歴史的な城で、国の特別史跡に指定されている名所です。この城は、戦国時代の1555年頃に織田信広によって建造されたと伝えられています。特に有名なのは、その天守閣で、日本で最も古い木造天守閣の一つとして知られ、1952年に国宝に指定されました。
犬山城の天守閣は、高さ19メートルで、外観は白壁と黒い瓦屋根が特徴的で、内部には当時の武具や古文書などが展示されています。この城は、戦国時代の様子を今に伝える貴重な資料として、また、日本の城郭建築の美しさを代表する存在として、多くの歴史愛好家や観光客に親しまれています。
城の周囲は、犬山城下町として知られ、江戸時代の古い町並みが今も残っています。この地域は、伝統的な商家や町家が立ち並び、歴史的な雰囲気を色濃く残しています。また、城の近くには木曽川が流れ、春には桜の名所としても知られ、多くの花見客で賑わいます。
城からの眺めは素晴らしく、天守閣からは木曽川と周囲の山々、そして犬山市街地を一望できます。特に秋の紅葉シーズンや春の桜の季節には、その美しさが際立ちます。
犬山城は、歴史的価値だけでなく、自然の美しさも同時に楽しめる場所として、国内外から多くの観光客を引き寄せています。歴史、自然、文化が融合するこの地は、日本の伝統と美を体感できる貴重な場所であり、訪れる人々に深い印象を与えています。
国宝犬山城の見どころ・魅力
- 古の武将の気配を感じる国宝指定の木造天守閣を訪れよう。
- 城からの絶景を楽しむ、木曽川と山々の壮大なパノラマ。
- 犬山城下町散策で、歴史ある町並みと伝統文化に触れる。
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
6
城下町グルメ楽しい
犬山城付近には駐車場が、あまりないため、車で行くのは少し不便かもしれません。
犬山城は、江戸時代以前に建設された天守が、当時のまま保存されている城であり、当時の建築技法を実際に見ることができる貴重なお城だと思います。犬山城の天守閣から犬山市をよく見渡せるので、当時の城主の気持ちを少し感じられるような気がします。
犬山城付近は、桜並木が多くあり、桜の開花時期はとても混み合いますが、桜と犬山城との風景はとても美しいものでした。
また、犬山城付近は城下町グルメが豊富にあります。当時、食べたのは、とても可愛らしく飾り付けされたお団子串と飛騨牛の肉寿司などを食べました。今はさらに新しいお店が増えて、グルメがより楽しめるようです。
行った時期:2018年2月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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色鮮やかな紅葉を存分に堪能!
紅葉シーズンの11月下旬に訪れました。お城に向かう途中の坂道にある紅葉、イチョウのアーチが素晴らしかったです。アーチの先にあるお城を坂道下から撮る写真は風情があり、幻想的です。
展望台からはそのアーチを上から見れるのはもちろん、向かいの成田山の紅葉も見られます。また、隣が各務原のため、運が良ければ、岐阜基地に離着陸する飛行機をみることができ、紅葉とのツーショットを狙える可能性があります。
お城近くには多目的トイレがあり、男女ともに赤ちゃん用の椅子があります。比較的キレイですが、混雑もするので、できれば城下町でトイレに行っておく方がいいです。
仕方がないですが、城内は古いので足場が悪く、階段という名の梯子をのぼらなければいけません。展望台に行く最後の階段はかなり急なので、気をつけた方がいいです。展望台は狭いため、すれ違うのがやっとです。あと、吹きっさらしのため寒いです。スマホで撮影する人がほとんどなので、スマホ落下にご注意を。
駅からは20分くらいかかって、少し遠いですが城下町には美味しい食べ歩きグルメや和雑貨店があり、楽しみながらお城に行けました。春は桜がキレイと有名なので、今度は春に訪れてみたいです。
行った時期:2021年11月 一緒に行った人:家族
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現存天守の天守閣からの眺めが素晴らしいです
現存天守12城のうちの1つで、外観も内観も風格がありました。造り物感が無く当時のお城の雰囲気を楽しめます。天守閣に行くには靴を脱ぐ必要があります。天守閣までの階段は現存天守ではよくある「急過ぎる階段」なので、膝に不安がある人はキツイかもです。
実際、途中で諦めて帰っている人もいました。天守閣から街全体を展望できますが、展望ゾーンは簡易的な柵だけなので、落ちてしまいそうな、ちょっとしたドキドキ感も味わえます。高所恐怖症の人は覚悟が必要かもです。天守閣では人の流れに沿って進む感じなので、自分のペースでは見学できないかもです。また写真を撮ろうとすると強い風が吹いた時には体がぐらつきますのでお気をつけ下さい。
行った時期:2021年12月 一緒に行った人:一人
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思ったより小さい天守閣
中学生の時に家族旅行で行きました。当時はまだ歴史がブームになる前だったので、夏休みの昼間に行ったものの観光客はまばらでした。姫路城と彦根城を回ってからの犬山城で、2つの城に比べて駐車場から天守閣までの道がそんなに険しくなく、楽に行けた記憶があります。
天守閣は思ったより小さく感じましたが、中は丁寧に手入れがされており、使い込まれてつるつるになった木の床が綺麗だったのを覚えています。昔ながらの天守閣なので階段は急ですが、私が行った当時は一部の階段に滑り止めがついていたり、アルミのはしご段がついている箇所があったりで、他の天守閣に比べて上り下りがしやすかったです。
ただ古い建物なので、最下層の廊下の一部に板と板の間隔が広いところがあって、そこから下が見えてちょっと怖く感じました。今でも写真を見ればすぐ犬山城だと分かるほど印象に残っているので、また行ってみたいと思います。
行った時期:2004年8月 一緒に行った人:家族
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木曽川を背にする犬山城
犬山城への観光客は、この数年で飛躍的に増えました。20年前は閑古鳥が鳴いていましたが、今は、城も周辺の商店街も物凄い賑わいです。犬山城を見るのは木曽川越しに見るのが一番だと思います。
入場料を払って本丸から天守閣を眺め、最上階まで登って景色を見た後で構わないので、少しだけ足を延ばして木曽川まで行くと、風情のある犬山城を見ることができます。
川があり、山があり、城があり、良い景色です。純粋に観光気分を楽しみたいだけであれば、天守閣に登った後は、商店街で串団子を食べたり、飛騨牛の握り寿司を食べるのが流行っています。
また、城にくっついて神社があり、金運や恋愛運向上を御利益にしているせいか、こちらも、かなり賑わっています。現存天守ということもあり、また、行ってみたいですね。残念要素は、神社と商店街が金儲けに露骨で、何度も行く身としてはゲンナリさせられます。
行った時期:2023年11月 一緒に行った人:一人
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小さいながらも現存天守閣
建てられた時のまま残っている木造のお城で、当時の建築がよくわかります。建物もそうですが、立地も含めて天守閣に辿り着くまでに戦う工夫が数多くされていて、国内で争っていたことを実際に見て感じることができます。
チケットを買う前から続く道にも守るための工夫があるので、自分が攻めるつもりで歩いたり、城の中に入った後は守る立場になって見学すると、違った視点でお城を見ることができます。
犬山市から近いところに住んでいて、一年に一回は行っておりますが、飽きませんし、遠方から来た友人を必ず連れて行く場所でもあります。パッと見たところ小さいお城ですが、本物が出す空気感には圧倒され、何度訪れても同じ感想を抱きます。愛知県にお越しの際は絶対に訪れていただきたい場所です。
行った時期:2023年10月 一緒に行った人:一人
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