大内宿は、福島県南会津郡下郷町大字大内に位置する、江戸時代の宿場町です。
会津西街道(別称:下野街道)の「半農半宿」の宿場として知られ、明治時代の鉄道開通によって宿場としての機能は失われましたが、その後、茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並ぶ集落として、また観光地として現在も受け継がれています。
1981年には重要伝統的建造物群保存地区として選定され、福島県を代表する観光地の一つとなりました。大内宿は南会津の山中にあり、全長約450mの往還の両側に、寄棟造の民家が建ち並びます。
江戸時代には会津西街道の宿場であり、現在でもその雰囲気をよく残しています。特に蕎麦に関しては、「高遠そば」として知られ、ネギを箸の代わりに用いて蕎麦を食べる風習があります。
地理的には、奥羽山脈山中の、1000m級の山々に囲まれた標高658m前後の小規模な盆地の東端に位置し、東側の崖下には小野川が流れています。日本海側気候に属し、夏はフェーン現象で暑くなり、冬は豪雪となります。
歴史的には、江戸時代に会津西街道の宿場として栄え、会津藩の参勤交代や迴米の集散地として重要な役割を果たしました。しかし、江戸幕府の政策変更や自然災害により街道の重要性は次第に低下し、「半農半宿」の様相を呈するようになりました。
明治時代に入ると、鉄道の開通により宿場としての地位を失いましたが、近代化の波に取り残されたことが、逆にその歴史的な街並みを保存することにつながりました。
現在、大内宿はその歴史的な風情を活かした観光地として、多くの訪問者を惹きつけています。民宿や土産物屋、蕎麦屋などが立ち並び、訪れる人々に江戸時代の旅の雰囲気を体験させてくれます。
大内宿の見どころ・魅力
- 茅葺屋根の宿場町並みを歩いて江戸時代にタイムスリップ。
- ネギを箸代わりに使って名物「高遠そば」を味わう。
- 伝統的な手作り工芸品を探す土産物屋を訪れる。
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
6
過去へタイムスリップ!
自家用車でいきました。大内宿まではくねりの多い急な坂道ばかりで本当にたどり着けるか心配でした。
こんな中でも住んでいる人がいるというのだからどのように生活しているのだろうと思うくらいスーパーや生活用品店、ドラックストアなどはなくすべてが森でした。しばらくして道が開けようやく大内宿の駐車場でした。
大内宿は藁でつくられたような屋根のあるおうちが軒をつらね、現代の家のデザインとはかけ離れたものでした。私にとってはそれがとても心地よく非日常体験をすることができました。大内宿の中にも飲食店やお土産屋さんなどがあります。
神社や写真スポットもあり、大内宿の中で様々な体験ができると思います。アクセスだけは特に夜は街灯が全くないので気を付けた方がよいと思います。
行った時期:2022年10月 一緒に行った人:友達
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景色の美しいちいさな宿場町、大内宿
駐車場が目の前にあり、大内宿の入り口はこちらですと言わんばかりの、のぼりがたくさんある場所から大内宿は始まります。実際に泊まれる場所もいくつかあれば、お土産屋さんのみの場所もあります。
福島県名産のものもたくさん売っているので見どころ満載です。お店を順々に見ながら進んでいくと、山が見えてきます。迂回しながら登ることもできますし、少し急ですが階段を上って短時間で上まで行くこともできます。
上まで登ると、よく観光本に乗っているような景色を見渡すことが出来ます。お天気がいいときは思わずカメラを構えたくなる景色です。
そして何よりインパクトの大きい「ねぎそば」。箸の代わりにネギを使っておそばを食べるのです。ほかでは見ない食べ方ではないでしょうか。ここへ来たらぜひ堪能してください。
行った時期:2022年9月 一緒に行った人:家族
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観光地として力を入れている地域
大内宿名物のねぎそばを食べました。GWに行ったため大変お店は混んでおりましたが、予約をして行ったのですんなり入ることができました。
予約なしではかなり混雑している様子だったので、土日や連休に行かれる際は予約することをおすすめします。人生初めてのねぎそばはとても美味しく、ねぎでそばを食べることが新鮮で楽しかったです。
大内宿へ行かれるのであれば、ぜひ食べることをおすすめします。大内宿の街中は、お土産屋などが並んでおり歩いていて楽しいです、また茅葺き屋根の家が連なっており景観も大変素晴らしいです。
道を進んでいくと、街を一望できる高台のようなところに辿り着きます。そこから眺める大内宿もとても素敵です。ぜひ皆さん行ってみてください。
行った時期:2023年5月 一緒に行った人:家族
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山奥に整備された(復元された)宿場町
福島県にある宿場町として有名な「大内宿」は、山奥にひらけた場所にあります。私の場合は、車で移動し目的地までむかいました。山奥とはいえ、大型バスといったものまで、移動できる道路ですので、行き来に負重はありません。
本場所につくと、あたり一体開けて、「からぶき屋根」の合掌つくりがめにはいってきます。メイン道路両サイドの合掌つくりの建物では、さまざまなショップが展開され、「煎餅、餅、飾もの、木の食器類、、、」などなど生活機材が並びます。
一番のメインは福島名物である「蕎麦」です。この蕎麦については、「ねぎ蕎麦」が有名で、箸のかわりにネギを薬味にたとえ、一緒に食すものです。
蕎麦のうまさ、かおり際立ちともに美味です。そして、なによりも合掌つくりで、お店の方とふれあえる福島の方々とのこころあたたまる行動に嬉しさをかんじます。
行った時期:2023年10月27日 一緒に行った人:カップル・夫婦
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昔にタイムスリップ
昔話に出てくるような、歴史的な町並みにタイムスリップ出来ます。お店で昼食にお蕎麦を頂きました。テレビでは拝見していましたが、器にお蕎麦とネギがおり、ネギをお箸代わりにしていただくものでした。
食べずらいので、一応お箸も用意してもらえますが、せっかくなのでネギをかじりながらお蕎麦も一緒にいただいて、貴重な経験をしました。お店の9割はこの商品を注文していたと思います。
お昼時間は大変混み合うので時間をずらすか、待ち時間を考慮して行った方がよいかと思います。宮城から向かいましたがアクセスはあまり良くなく、ナビで行っても少し迷ってしまいました。
事前に道を検索して向かったほうが良いと思います。近くに観光用の広い駐車場があり、警備員さんが誘導してくれます。
行った時期:2018年9月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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古き良き日本を体験できる場所
茅葺屋根の住宅が並ぶ素敵な町並みです。特に町並みをみながら散歩して奥まで行った先にある見晴台まで行って、上から見た景色が爽快で忘れられません。
見晴らし台までは階段が続くので、足が悪い人等は行くことができないのが、とても残念だなと思います。
また、ネギそばが有名で、一緒に行った友人全員で頼んで楽しみました。1本の白ネギを箸の代わりにするのですが、皆でわいわい楽しむことができました。
箸もいただけるので普通に食べることも可能です。茅葺屋根の建物の中にあり、昔ながらの広間で食べることができます。
町並みの中には、昔懐かしの風情のお店がたくさんあり、楽しくお散歩できました。
駐車料金もそれほど高くなく、もう一度行ったことない人といく際にはもう一度行きたいなと思います。
行った時期:2022年8月 一緒に行った人:友達
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