立石寺(山寺)は、日本の山形県にある歴史的な寺院で、その美しい自然の風景と共に、訪れる人々を魅了しています。正式名称を立石寺といい、山寺という呼び名はその地域の名前から来ています。
この寺院は、860年頃に天台宗の僧侶である円仁(慈覚大師)によって創建されたとされています。彼は、この地で修行を行い、後に多くの人々がこの地を訪れるようになりました。
立石寺は、立石山の山腹に建てられており、1000段以上の石段を登ることで本堂にたどり着きます。この長い石段の途中には、大小さまざまな堂宇や仏像が点在しており、訪れる人々に修行の道のりの一部を体験させます。
特に春の桜や秋の紅葉の季節には、その美しさがさらに際立ち、多くの観光客や巡礼者で賑わいます。
寺の中でも特に有名なのが五大堂です。ここは、立石寺のシンボルとも言える場所で、壮大な景色を背にして建つこの堂は、多くの人々に感動を与えています。
五大堂からの眺めは特に有名で、四季折々の自然の美しさを一望できることから、多くの写真愛好家や画家にも愛されています。
また、立石寺はその文化的価値も高く評価されており、多くの文学作品や芸術作品のインスピレーションの源となっています。例えば、日本の有名な俳人、松尾芭蕉もこの地を訪れ、その旅の様子を「奥の細道」に記しています。
芭蕉は立石寺の自然の美しさや、そこに息づく歴史的な雰囲気に深い感銘を受けたとされています。
このように、立石寺はその歴史的背景、自然の美しさ、文化的価値を兼ね備えた場所として、多くの人々に愛され続けている寺院です。そのため、日本を訪れる旅行者にとっては、必見の観光スポットの一つと言えるでしょう。
立石寺を訪れることで、日本の自然と歴史、文化が織りなす美しさを肌で感じることができるでしょう。
立石寺(山寺)の見どころ・楽しみ方
- 千段以上の石段を登り、絶景と寺院を堪能
- 五大堂からの壮大な景色を眺め、心を癒す
- 四季折々の自然美を楽しみながら散策
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
3
階段は辛いけど達成感がある
・実際に登ってみると途中の木がある道が辛かったけど、そこを抜けると一周まわって頑張れる感じだった。飲み物必須
・合間合間の休憩エリアは小さい。
・手すりや柵が無いところもあるので、小さいお子さんを連れて行かれる場合は注意が必要。
・なかなかしんどかったので10年後くらいにまた登りたいと思う。
・山の麓に飲食店やお土産さんもあって蕎麦などを楽しめる。
・電車があるのでアクセスは困らないと思う。
・近くのパーキングは近隣の住民が管理している土地を使われていることが多い。値段はまちまちだからパーキングの値段気にする人は即決しない方がいい。登り口の近くにも安いパーキングがある。
・途中衣装を着たおじさんが階段を降りてきて鈴をくれた。
行った時期:2024年4月7日 一緒に行った人:カップル・夫婦
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山登りは辛いけど、冒険みたいで楽しい
頂上までは石段というか、ちょっと登山を思わせる道が続いています。登るのはちょっと疲れて、汗もそこそこ出てきますが、途中途中でお参りするようなところもあるので、そうしたところを見ながら観光できます。
上には櫓のような建物があり、景色を楽しむこともできます。春に訪れたので、山桜のようなピンクの花が、山や里山のいたるところに咲いていてとても美しい景色を堪能することができました。
下山してからは、下に観光用客用の飲食店やお土産屋さんが並んでいるのでぶらりと立ち寄ると良いと思います。山形県名産の牛肉を使った芋煮がとても美味しいのでぜひ食べてもらいたいです。
シーズンに行くと結構混んでいるので、駐車場を探したり、狭い道も人だかりがあり運転するのが大変です。駅から歩いてすぐなので、電車のほうがいいかも。山寺の参道も人がいっぱいなので、気を付けて登り下りして下さい。
行った時期:2023年4月 一緒に行った人:家族
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とても静かな風景
祖母が納骨されており、また新型コロナウィルスも治まったことから久々に出かけてみました。前の晩は所用があったので仙台に泊まり、朝から仙山線に乗って駅に到着しました。
まだ日差しが強くとても暑い日でした。駅に到着後、山道まで約5分、そこからもお寺が見えてとてもきれいなのですが、のんびりと山寺まで登りました。山道入り口からたかだか10分程度だったと思いますが、到着した時には汗びっしょりでした。
特に展望台から見る山並みは本当にきれいでそれまでの疲れがどこかに飛びました。下山後、名物の山形そばのお店に入り昼食を取りました。昔から食べなれている味でそば好きにはたまらない風味が味わえます。
混んでいる時もありますが客の回転が良いのでそれ程待ちません。ただ、電車の本数がそれ程ないのでちゃんと確認しておいた方が良いと思います。静寂な観光地を求める人には最適だと思います。
行った時期:2023年8月 一緒に行った人:カップル・夫婦
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