ディズニー年パス廃止理由は?なぜなくなった?再開・復活ある?

※本ページはプロモーションが含まれています

かつて東京ディズニーリゾートでは「年間パスポート」を販売していました。1年に何度もディズニーを訪れる人にとっては年パスはコスパが良かったので、廃止は悲しいニュースでした。

ではなぜ年パスがなくなったのでしょうか?理由が気になりますよね。また、再開や復活を望む声が多い一方で、年パスの廃止が嬉しいと思っている声もあるようです。

なんだか不穏な空気が流れる年パス事情について、元ディズニーキャストが詳しくご紹介してきます!

この記事を読んで分かること

  • 東京ディズニーリゾートの年間パスポートが廃止された理由
  • 年間パスポートの復活・再開の可能性と現状
  • 海外ディズニーパークの年間パスポート事情との比較

▼ファンタジースプリングスホテルのキャンセル拾いコツは?詳細はこちら

ディズニーの年パスが廃止された理由は?なぜなくなった?

ディズニーの年パスが廃止された理由は何なのでしょうか?なぜなくなってしまったのか…?

ディズニー年パス廃止理由①:新型コロナウイルス

年パスが廃止されたのは2020年7月のこと。記憶に新しい新型コロナウイルス感染症の拡大によって、東京ディズニーリゾートは休園や短縮営業など、政府からの要請もあり営業縮小せざるを得ない状況となりました。

ツキミ

当時キャストだった私はニュースで休園情報を知り、突然明日から仕事がなくなるという不安と事の重大さに愕然としました。

その中で対象となったのが年間パスポートです。年パスを所持していれば期間中何度も入園することができますが、そうなるとパークに人が集まってしまい、ソーシャルディスタンスの確保が難しかったり、クラスターが発生するリスクがありました。

少しでもコロナウイルスの感染リスクを下げるためには、まずは年パスを廃止するという決断は、運営側としては致し方ないことだったのでしょう。

ディズニー年パス廃止理由②:ゲストのマナー問題

年パスが廃止になる何年も前から、一部の年パス所持者のマナーについては問題視されていました。

例えば、転売ヤーと呼ばれる人たちの利益目的のグッズ購入、ショーパレの固執した場所取り合戦、開園ダッシュ…などなど。

ツキミ

本当に一部ではありますが、年パス所持者=マナーが悪いという良くないイメージがついていたのは残念なことです。心から楽しんでいる人に失礼ですよね。

また、年パス所持者は1回の来園でパークに使うお金が少ない傾向にあるとされています。イベントで目当てのものを大量に買うことももちろんありますが、それ以外では最低限の消費(飲食)だけだったり、一般ゲストよりは客単価が低いとされていました。

ツキミ

楽しみ方やお金の使い方は人それぞれなので、決してそれが悪いということではありません。ですが、運営側としては売り上げが取れないので痛手になっていました。

▼ディズニーランドの1日入場者平均はどれくらい?詳細はこちら

ディズニーの年間パスポートは復活・再開するのか?

ディズニーの年パスは復活・再開するのでしょうか?

ディズニー年パスの復活・再開の可能性はアリ?

2025年2月現在、年パスの復活・再開の兆しは…見えていません。

ディズニーシーで新エリアがオープンしたり、ディズニークルーズ事業が始まったりとオリエンタルランドはまだまだお金を集めなければならないので、年パス復活は厳しいかもしれません。

ツキミ

近い未来での実現は厳しいかもしれませんが、いつかまた復活してほしいですし、年パスに近いようなチケットができたらいいですよね。

海外の年パス事情は?

ここで海外パークの年パス事情についてご紹介していきましょう。

★カリフォルニアディズニーランド
現在は年パスを販売休止中。
ちなみに日本国籍の人が購入できる「Enchant Key」は$849(日本円で約14万円)です。何度も訪れるチャンスがないと元が取れないお値段…。

★ウォルト・ディズニーワールド
WDWで販売している年パスもいくつか種類がありますが、日本国籍の人が購入できるのは「Disney Incredi-Pass」だけのようです。

1年間、WDWにある4つのテーマパーク(マジックキングダム、エプコット、ハリウッドスタジオ、アニマルキングダム)に何度でも入園可能!

年パスを利用したい場合は、事前予約が必要。予約には定員があるのでイベント時は早めの予約が◎。

★ディズニーランド・パリ
ブロンズ、シルバー、ゴールドの3種類が用意されています。
グレードによって利用できる日数が異なります。特にブロンズは土日や繁忙期は使えないようなので、買うのがもったいない気がします。
ショップなどの割引が利用できるのはシルバー、ゴールドのみ。

★香港ディズニーランド、上海ディズニーランド
香港ディズニーはシルバー、ゴールド、プラチナの3種類が用意されています。
上海ディズニーはパール、ジェイド、ダイヤモンドの3種類。

グレードによってレストランやショップなどで割引が受けられます。
バースデー特典があり、かなり豪華!

ツキミ

香港や上海は日本からも近いですし、金額もお手頃なものがあるので持っている人は多いですよね。私の友人には「あまり行く機会はないけれど安いから記念に買った」というツワモノもいます!

▼ディズニーランドの誕生日シールは廃止されている?詳細はこちら

ディズニー年パスが復活したら値段はどうなる?

ディズニー年パス廃止理由

年パスが復活したら値段はどのくらいになるのでしょうか。

過去の年パス値段はいくらだった?

年パスが廃止される前の2020年時点では、1パーク年間パスポートは68,000円、2パーク年間パスポートは99,000円でした。

ツキミ

ちなみに1パーク年間パスポートが販売された最初の年(1988年)では25,000円で販売されていました。や、安い…。

もし復活したらいくらになる?

もし年パスが復活するとしたらいくらになるのか独断と偏見で予測してみます。

2020年での販売価格から値上がりすると思われますが、そうなると2パーク年間パスポートは10万円の大台に乗ることになります。それでも買うかと言われたら…正直、手を出すのが厳しい人が増えるのではないでしょうか。

ツキミ

恐らく1パーク年間パスポートも7万円台になるでしょう。

ちなみに上海ディズニーで一番安いパールプランだと1,399元(日本円で約35,000円)、一番高いダイヤモンドプランだと4,399元(日本円で約94,500円)です。

ダイヤモンドプランはショップやレストランなどでの割引やバースデーサービスなど特典が盛りだくさんなので納得できる金額です。

東京ディズニーも10万円の大台に乗せるのであれば、割引やレストランでのドリンクサービスなど年パス所持者への待遇は必要でしょう。

▼ファンタジースプリングスマジックのチケット値段はいくら?詳細はこちら

ディズニー年パス廃止は嬉しい?復活してほしい?

ディズニーの年パス廃止は嬉しいことなのか、それとも復活してほしいことなのか色々な声があるようです。

ディズニー年パス復活を望む声

やはり、今まで年パスを持っていた人たちにとってはぜひとも復活してほしいもの。何度も訪れるディズニーファンにとってはコスパが良いチケットでした。

ディズニーシーの新エリアがスタンバイパス等がなくてもエリアに入れるようになったことや、パルパルーザなどのイベントが目白押しなので、今までのように年パスがあれば好きな時に来園できるので個々の満足度は上がるでしょう。

ツキミ

私も年パスを持っていた時はパレードだけ見たり、グッズや食事だけのために行ったりと、とても有意義に活用できていました。

しかし年パス復活がなかなか実現しないのは、売り上げ問題・ゲストのマナー問題など課題がいくつもあるのです。

ディズニー年パスの廃止賛成の声

年パス廃止理由でお伝えしたように、一部の年パス所持ゲストのマナー問題が廃止賛成の声に繋がっているようです。

年パスを持っていると来園回数が上がるので、例えばショーパレで自分のお気に入りの場所を見つけることができます。それ自体は悪いことではないのですが、他のゲストも通行する中で何時間も場所取りをしていると「邪魔、うざい」と思われることもあります。

パークにあまり来慣れていないゲストにとっては「なんでわざわざそこにいるの?」と思うのも無理はないです。

ツキミ

そのようなゲストが増えたがためにキャストの仕事が増えているのも現実。最近だと開園ダッシュするゲストを抑止するために強制退園を更に強調するようになりました。

でも個人的な意見ですが、年パスでも1デーチケットでも同じような理由のマナーを問われるゲストはいます。なので年パスが復活しなかったとしても、あまり改善されないでしょうし、結局年パスを持ってた人達も1デーで入園するので、あまり変わらないと思ってしまいます。

ツキミ

みんながみんな納得する答えを出すのはとても難しいことですが、もし年パスが復活する未来が来たら今まで以上にお互いが気持ちよく過ごせる夢の国になると良いですよね。

▼最近のディズニーおかしい?理由はこちら

ディズニー年パス廃止理由と再開・復活の可能性まとめ

ディズニーエントランスの花壇

この記事のポイントまとめ

  • 東京ディズニーリゾートの年間パスポートは2020年7月に廃止
  • 廃止理由は新型コロナウイルスの影響と一部ゲストのマナー問題
  • 年パス所持者は客単価が低く、運営側にとって利益が少ない
  • 2025年2月現在、年パスの復活・再開の予定はなし
  • 海外ディズニーでは年パス販売を再開しているパークもある
  • もし復活した場合、価格は10万円以上になる可能性が高い
  • 復活を望む声とマナー問題から反対する声の両方がある
  • ディズニー運営側の収益戦略次第で今後の方針が変わる可能性も

いかがでしたか。今回はディズニーの年パスが廃止された理由について考察してみました。廃止を賛成する声もありますが、コロナ禍以前のようなパークに戻ってもらいたい人たちにとっては復活してほしいコンテンツの1つ。

海外ディズニーでは販売再開しているところもほとんどなので、色々な事情があれど東京もディズニーを愛するファンの想いが良い形になることを願っています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。