NHKの新プロジェクトxでも紹介された黒部ダムの観光に最適な時期とベストシーズン、効率的な観光プランやおすすめのツアー、モデルコース、宿泊ホテルを紹介しています。
季節ごとの見どころや車や電車でのアクセス方法も解説し、黒部ダム訪問を最大限に楽しむためのガイドです。黒部ダムを訪れる計画を立てている方は必見です。
- 黒部ダムへのベストシーズンと、時期・季節ごとの特色
- 各季節に合わせた観光プランやモデルコースの詳細
- アクセス方法や黒部ダムを訪れる際のおすすめのツアー情報
- 黒部ダム観光に関連するおすすめの宿泊施設やグルメ情報
目次
黒部ダムの観光ベストシーズン、時期はいつ?
黒部ダムはその巨大な建造物と自然の美しさで知られており、訪れる時期によってまったく異なる景色が楽しめます。
私自身も何度か訪れていますが、季節ごとにその魅力は大きく変わります。ここでは、黒部ダムの観光にベストなシーズンを個人的な体験とともにご紹介します。
観光ベストシーズン①春~初夏:幻想的な雪解けの景色
観光開始期間の4月中旬から6月にかけての黒部ダムは、春の訪れとともに雪解けが始まり、新緑が目を引きます。特に5月には、残雪がちらつく立山連峰がダム湖の青と美しく対照をなし、写真愛好家にはたまらない季節です。
観光放水が始まる前の静かなダムの姿を堪能できるのもこの時期・シーズンならではです。ただし、週末やゴールデンウィークは多くの観光客で賑わうため、混雑を避けたい場合は平日がおすすめです。
観光ベストシーズン②夏:涼しさと迫力ある放水を体験
7月から8月の黒部ダムは、涼しい気候が持続し、標高1,470mの地点にあるため夏でも快適に過ごせます。この期間には観光放水が始まり、毎秒10トン以上の水がダムから放出される壮大な光景を目の当たりにできます。
周囲の緑が生い茂る中、トレッキングやハイキングにも最適なシーズンです。多くの観光客が訪れるため、特に休日は早朝の訪問をオススメします。
観光ベストシーズン③秋:紅葉の絶景と観光のチャンス
9月から11月にかけては、黒部ダムとその周辺が紅葉で彩られます。特に9月中旬から10月下旬にかけては、立山連峰から始まる紅葉が徐々にダムエリアに広がり、湖面と紅葉が織りなすコントラストは絶景です。
このシーズンは比較的観光客が少なめなので、ゆっくりと自然を楽しむことができます。また、11月に入ると、初雪を背景にした景色も楽しめるため、晩秋の訪問もおすすめです。
これらの季節を通じて、黒部ダムはその時々で異なる顔を見せてくれます。個人的なベストシーズンは、自然が豊かで観光放水も楽しめる夏から秋にかけてが最も魅力的だと感じていますが、どの季節を選んでも黒部ダムの壮大な景色と迫力ある姿には感動すること間違いなしです。
絶対に外せない!黒部ダムの観光プラン、モデルコースを紹介
黒部ダムへの旅行は、ただ大きなダムを見るだけではなく、その周辺の自然と共に楽しむ体験ができます。トロッコ列車や展望台、観光放水に黒部湖遊覧船ガルベなど、このエリアの魅力を存分に感じられるスポットが満載です。
私が訪れた際の印象とともに、おすすめのモデルコースをご紹介します。
観光プラン、モデルコース①トロッコ列車での冒険
黒部ダムを観光するなら、訪問前に、黒部峡谷を走るトロッコ列車に乗ることをおすすめします。この列車は、北アルプスを深く刻む壮大な黒部峡谷を駆け抜け、途中の自然景観が目を惹きます。
4月中旬から11月末の間、特に秋の紅葉シーズンは、峡谷の中に色づいた葉が広がり、まるで画のような美しさです。
私が乗った時、オープンタイプの客車に座り、周囲の自然音と共に風を感じながらの旅は忘れられない思い出となりました。旅のスタイルに合わせて、リラックス客車でゆったりと過ごすことも可能です。
観光プラン、モデルコース②展望台からの壮大な眺め
黒部ダムに到着しなたら、まず訪れたいのが、見どころの一つとなっているダム展望台です。ここからの眺望は圧巻で、ダム湖や立山連峰などの北アルプスの大パノラマが広がります。
展望台には220段の階段を上がる必要がありますが、その価値は十分にあります。私が訪れた時は、早朝の清々しい空気の中で、運が良ければ見ることができる虹を期待しながらの撮影も楽しみの一つでした。
休憩スペースも完備されているため、一息つきながら景色を楽しむことができます。
観光プラン、モデルコース③迫力満点の観光放水
黒部ダムの観光プランの中で最もおすすめなのが、観光放水です。観光放水の期間、黒部ダムからは毎秒10トン以上の水が力強く放出されます。特に「放水観覧ステージ」からの眺めは圧巻で、水しぶきを浴びながらダムの迫力を感じることができます。
私が見た時、放水の上に架かる虹はまるで別世界の入り口のようで、その美しさには言葉を失いました。このステージは、ダムレストハウスからアクセスも良好で、車椅子やベビーカーの方でも楽に訪れることが可能です。
また、観光放水近くはマイナスイオンも豊富。私が観光した時に同行していたガイドさんの説明によると、黒部ダムのマイナスイオンは肌を10歳若返らせる効果があるのだとか。訪れた時にはマイナスイオンをたっぷり浴びておきましょう。
黒部ダムの放水のスケジュールを事前にチェックして、最も迫力のある時を狙って訪れることをおすすめします。
観光プラン、モデルコース④黒部湖遊覧船ガルベでのクルーズ
黒部ダム観光プランの一つとして、遊覧船クルーズもおすすめです。日本一高所を誇る黒部湖の遊覧船「ガルベ」に乗ることは、黒部ダム訪問の魅力的な観光プランのの一つです。
船は30分間のクルーズで湖を一周し、その間に北アルプスの壮大な景色を水面から望むことができます。クルーズ中、私はエメラルドグリーンの湖面と周囲の山々が織り成す景色に心奪われました。
涼やかな風とともに、日常の喧騒から離れて自然の中でリフレッシュする最高の方法です。遊航期間は6月1日から11月10日までで、黒部ダムの気象状況により運航が変更になることもあるので、訪問前に最新情報をチェックしておくと安心です。
観光プラン、モデルコース⑤新展望広場・レインボーテラスでの壮観な観光放水
黒部ダムの外階段の最終地点に位置する新展望広場・レインボーテラスは、観光放水を間近で体験できる最高の場所です。ここでは、水しぶきとともに上がるミストを浴びながら、力強い水の流れを目の前に感じることができます。
私が訪れた際は、その迫力に圧倒され、自然の力の大きさを改めて実感しました。風に乗って飛んでくる水しぶきはまさに自然のシャワーのようで、暑い日にはこれ以上の涼を求めることはありません。
観光プラン、モデルコース⑥ふぉっとダムで特別な記念撮影
黒部ダムでは、ふぉっとダムと呼ばれる記念撮影システムを利用して、ダムをバックにプロフェッショナルな写真を撮ることができます。
新展望広場とダムえん堤右岸の2箇所に設置されているカメラはリモコン操作で簡単に利用でき、私も実際に試してみました。結果は大満足で、ダムとのコラボレーションが美しく記録された一枚が手に入ります。
観光プラン、モデルコース⑦ダムえん堤での壮大な眺望
ダムえん堤は、その長さと高さから壮大な景色を一望できるスポットです。全長492メートルを歩きながら、周囲の後立山連峰や立山連峰、そして足元に広がるダム湖の景色は、心を打つものがあります。
この堤からの眺めは、写真で見るよりも実際に目にすることでその真価を知ることができ、訪れるたびに新たな発見があります。
観光プラン、モデルコース⑧黒部ダム限定ダムカードの収集
ダム好きにはたまらない、黒部ダム限定のダムカードを収集するのもおすすめです。黒部ダムレストハウスの1階にある案内所で入手でき、旅の記念にぴったりです。
私もコレクションとして何枚か持っていますが、特に「くろよん建設60周年」を記念した限定カードは、訪れた年の記憶とともに特別な価値があります。
黒部ダムのおすすめグルメ&お土産
黒部ダムへの訪問では、その壮大な自然や技術のみならず、地元の美味しいグルメや独特のお土産も楽しむことができます。
私が実際に体験して、特に印象に残ったおすすめの食事とお土産について紹介します。これらは、黒部ダム訪問の際に是非味わっていただきたいものばかりです。
ダムカレー:黒部ダムならではの味わい
黒部ダムレストハウスで提供される「黒部ダムカレー」は、訪れた人々に大人気のメニューです。このカレーは、ダム湖をイメージしたほうれん草を使ったルーと、ダムのアーチを模したご飯で表現されており、見た目にも楽しい一品です。
私が試したときのその風味豊かな味わいと、斬新な盛り付けには特に感動しました。このカレーには、甘口の野菜カレーもあり、子供から大人まで幅広く楽しめます。
ハサイダーフロート:爽やかな味でリフレッシュ
また、黒部ダムレストハウスで味わえる「ハサイダーフロート」は、暑い日にぴったりのドリンクです。地元の湧き水を使用したハサイダーにソフトクリームをトッピングしたこのドリンクは、爽やかでクリーミーな味わいが特徴です。
私が飲んだ際、そのさっぱりとした後味と甘さのバランスの良さに、リフレッシュされたのを覚えています。
金箔ソフトクリーム:豪華な気分を味わう
黒部ダムレストハウスを訪れたなら、金箔ソフトクリームもおすすめです。黒部ダムは見どころも多いため、全ての観光スポットを回ろうとすると、結構疲れます。
そんな時には甘みで疲れを回復できるソフトクリームはベストな選択肢です。中でも金箔ソフトクリームは、他の観光地ではめったにお目にかかれないソフトクリームで、これでもかというくらいに金箔が付いているため、少し豪華な気分で味わうことができますよ。
お土産選びの楽しみ:オリジナルグッズが魅力
お土産には、黒部ダムレストハウスで購入できる様々なオリジナルグッズがおすすめです。特に「黒部ダムカレーレトルト」や「黒部ダムクッキー」は人気で、自宅に持ち帰ってもその味を楽しめます。
また、くろにょんのぬいぐるみやその他キャラクターグッズもあり、子どもはもちろん大人も喜ぶアイテムばかりです。私が購入したくろにょんぬいぐるみは、とてもかわいらしく、友人へのプレゼントとしても喜ばれました。
黒部ダムのおすすめツアー
黒部ダムの訪問は単なる一日のアドベンチャーでは終わらない魅力があります。時間があるなら、立山黒部アルペンルートを組み合わせることで、壮大な自然と技術の組み合わせを体験することができます。
私自身が体験したことから、黒部ダムと立山黒部アルペンルートのツアーを組み合わせるメリットと具体的なコースをご紹介します。
立山黒部アルペンルートに立ち寄ろう
黒部ダムからは、黒部湖を経由して、黒部ケーブルカーに乗り黒部平に向かいます。この短い旅行だけでも、周囲の山々と湖の美しさには息をのむほどです。さらに、立山ロープウェイで大観峰に向かい、最終的に立山トンネルトロリーバスで室堂に到着します。
各移動手段からの眺めはそれぞれが異なり、日本の自然の多様性を感じることができます。特に大観峰駅の屋上からのパノラマビューは、訪れた人々にとって忘れられない景色となるでしょう。
ツアーでの訪問がおすすめの理由
個別に交通手段や宿泊を手配することも可能ですが、立山黒部アルペンルートを訪れるツアーに参加することには大きな利点があります。ツアーでは、移動手段や宿泊が予め整理されており、計画に迷うことなくスムーズに観光を楽しむことができます。
私が参加したクラブツーリズムのツアーでは、トロッコ列車や雪の大谷など、人気の観光スポットを効率良く巡ることができ、特に時間の節約と効率化を実感しました。
黒部ダム観光におすすめの宿泊ホテル
黒部ダムを訪れる際、素晴らしい自然を存分に楽しむためには、やはり宿泊も計画に含めるべきです。特に立山黒部アルペンルートにあるホテルは、自然との一体感を味わえる特別な体験を提供します。私が実際に宿泊した経験から、特におすすめのホテルを紹介します。
ホテル立山:日本最高所のリゾート体験
ホテル立山は、立山黒部アルペンルートの室堂平に位置し、標高2,450メートルの高さで日本のリゾートホテルとしては最も高い場所にあります。ここからの眺望はまさに圧巻で、3000メートル級の北アルプスが目の前に広がります。
私が滞在した際、星空やご来光など、都市では決して体験できない自然の美しさに心打たれました。部屋は和室と洋室があり、どの部屋からも山々の壮大な景色を楽しむことができます。
設備とサービス:心地よい滞在をサポート
ホテル立山は6階建てで、レストランやバー、大浴場といった充実した設備が整っています。特におすすめは、5階にある洋食堂「つるぎ」で、フランス料理をベースにしたディナーが楽しめます。
また、ティーラウンジ「りんどう」では立山玉殿の湧水を使用した水出しコーヒーが名物で、その味わいは格別です。ホテル内での散策ガイドや星空観察ツアーなど、スタッフによる親切な案内もあり、宿泊がさらに特別なものになります。
このホテルからは、ミクリガ池や地獄谷など、立山の自然を楽しむ散策コースも近く、トレッキングや登山の拠点としても最適です。季節ごとに異なる自然の風景を楽しめるホテル立山は、黒部ダム観光において、忘れがたい体験を提供する宿泊先として強くおすすめします。
黒部ダムのアクセス行き方!車で行ける?
黒部ダムへのアクセスは、自然豊かな立山黒部アルペンルートを通じて可能です。富山県側と長野県側、双方からアクセスできるこのルートは、どちらも異なる魅力があります。私が体験した両ルートの特徴をもとに、訪問する際のおすすめアクセス方法をご紹介します。
富山ルートからのアクセス方法
富山県側からのアクセスは、立山駅がスタート地点です。ここから立山ケーブルカー、立山高原バス、立山トンネルトロリーバスを乗り継ぎ、最終的に黒部ダムに到達します。途中、美女平や室堂など、息をのむほどの自然景観を堪能することができます。
立山駅には無料駐車場があり、車でのアクセスも便利です。夏季限定で運行するバスもあり、富山市内から直接室堂へ行けるため、時間短縮も可能です。
長野ルートからのアクセス方法
一方、長野県側からのアクセスは、扇沢駅が起点です。ここから関電トンネル電気バスを利用し、黒部ダムまで向かいます。扇沢駅には駐車場があり、車でのアクセスが可能ですが、直接ダムまで車で行くことはできません。
しかし、マイカー回送サービスを利用すれば、車を富山側へ送ることができるため、ルートを気にせず楽しむことが可能です。
どちらのルートも、富山から長野へ、またはその逆へと通り抜けることができます。アルペンルートを一通り楽しんだ後は、もどルートバスを使って出発点に戻ることも一つの選択肢です。
このように、黒部ダムへのアクセスは多岐にわたり、それぞれの方法がそれぞれの魅力を持っています。計画的にルートを選び、壮大な自然を背景にしたダム観光を楽しんでください。
黒部ダム観光ベストシーズン時期と観光プラン、ツアーモデルコースまとめ
- 黒部ダムは四季折々の美しさを提供し、それぞれの季節にベストシーズンがある
- 春から初夏にかけての新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の静寂を楽しむことが可能である
- 効果的な観光プランやモデルコースが充実しており、黒部ダム訪問を最大限に楽しめる
- 観光ベストシーズンやツアーの選び方について詳しく解説
この記事では、黒部ダムを訪れるのベストシーズンとなる時期や季節、豊富な観光プランやツアーの選び方、効果的なモデルコースについて詳しく解説しました。春の新緑、夏の涼しさ、秋の紅葉、冬の静寂と、黒部ダムは四季折々の美しさがあります。
観光ベストシーズンを把握し、プランニングの参考にしていただければ、黒部ダムでの体験がより充実したものになるでしょう。これから黒部ダムを訪れる予定のある方は、是非このガイドを利用して、忘れられない旅の思い出を作ってください。
▼黒部ダムの口コミレビューはこちら
黒部ダムは日本の富山県に位置する巨大なダムで、その規模と美しい自然環境で有名です。このダムは日本でも特に大きな規模を誇り、国内の水力発電の重要な拠点の一つとして機能しています。 特に、黒部ダムは黒部川の急流を利用した水力発電のために建設され、1963年に完成しました。ダムの高さは186メートル...
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