鹿島神宮(かしまじんぐう)は、日本の茨城県鹿嶋市に位置する古い神社であり、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社です。この神社は、武芸と武勇の神である武甕槌命(たけみかづちのみこと)を主祭神としており、古代から武人たちに崇敬されてきました。
鹿島神宮の歴史は非常に古く、創建時期は定かではありませんが、記録によると少なくとも奈良時代には存在していたことが確認されています。
社伝によると、神武天皇の東征の際に、武甕槌命がこの地に降り立ったとされ、それ以来、神宮としての地位を確立しました。また、平安時代には、源義家や源義経などの武将によって多くの武運長久の祈願が行われたと伝えられています。
建築的にも鹿島神宮は特徴的で、本殿は流造(ながれづくり)と呼ばれる様式で建てられています。この様式は、屋根が流れるように長く伸びていることが特徴で、古代建築の雄大さを感じさせます。
境内は広大で、古木が多く残され自然と調和した美しい景観を提供しています。特に、参道の両脇に立つ杉並木は圧巻で、参拝者を神聖な気持ちにさせます。
さらに、鹿島神宮は「武道」の発祥の地ともされ、神宮内には古武道を行うための施設や道場があります。毎年行われる武道祭では、全国から多くの武道家が集まり、技を競い合います。これらの行事は、鹿島神宮の武道に対する深い関連性と、日本の武道文化への貢献を象徴しています。
また、神宮周辺は自然が豊かで、四季折々の変化を楽しむことができます。特に春には境内に咲く桜が美しく、秋には紅葉が参道を彩ります。これらの自然の美しさも鹿島神宮の魅力の一つとなっています。
総じて、鹿島神宮はその歴史的背景、建築的特徴、武道への関連性、そして自然環境との調和が見事に融合した場所であり、日本の古代から続く文化や伝統を今に伝える重要なスポットの一つです。それゆえに、日本だけでなく世界中から多くの参拝者が訪れる神聖な場所となっています。
鹿島神宮の見どころ・楽しみ方
- 本殿の流造様式を見る: 古代建築の雄大さが感じられます
- 参道の杉並木を散策: 神聖な雰囲気の中を歩きます
- 武道祭に参加: 全国の武道家と技を競う貴重な体験
口コミレビュー・感想評価・評判一覧
2
友人と鹿島神宮を散策
茨城県の観光で鹿島神宮に訪れたことがあります。友人と鹿島神宮を散策して、充実した時間を過ごすことができました。鹿島神宮には鹿がいて、じっくりと見ることができました。
御手洗池や鹿園などには立ち寄っておくと良いです。勝利祈願・必勝祈願などのご利益があるため、仕事や勉強で成功したいと考えている方は、ぜひ訪れてみましょう。多くの方が、ご利益を求めて参拝に来ているように感じました。
鹿島神宮の近くには、日本最大の水上鳥居があるので、ぜひ見ておきたい観光スポットになります。広々とした神社になっているので、1日過ごしていても飽きずに見ることができるのではないかと考えられました。非日常を味わいたいという方にも鹿島神宮はおすすめです。
行った時期:2018年4月 一緒に行った人: 友達
続きを読む 閉じる
空気が違う強力パワースポット
今年から独立し、会社を立てることになり商売繁盛をお祈りしに鹿島神宮を参拝しました。とても広く荘厳な景観でした。奥の方にある神殿の近くに行くと明らかに空気が澄んだような気がすると一緒に居た夫も同じことを感じていたようで、私にそれを言ってきました。
表現が難しいのですが、空気は冷たいのですが、寒くはなく「澄んでいる」というのが近かったように感じます。林の中にありますが、その神殿にだけ陽が当たるようになっていて、とても神秘的でした。
その神殿にまつわることを調べると、「あとひと押しをしてくれる神様」のようなことが書かれていました。帰りにはお札をいただき、今は家に神棚に祀ってあります。
毎朝家を出る時にご挨拶をして、勝負の日や何かを判断しなくてはいけない時も良い方向へ導いてくれているような気がします。とても強力なパワースポットとは聞いておりましたが、それを実感しております。
また、この時期はお正月に近かったため、屋台が多く出店していました。賑やかで、でも清潔感のある場所でした。
行った時期:2024年1月 一緒に行った人:カップル・夫婦
続きを読む 閉じる