鹿島神宮はなんの神様?お守りや御朱印、鹿島神社との違いを解説!

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鹿島神宮、その神秘のヴェールを解き明かしていきましょう。古くから信仰されるこの地には、なんの神様が祀られているのでしょうか?

また、訪れた多くの参拝者が手に入れたいと思っているお守りや御朱印、そしてしばしば混同される鹿島神社と鹿島神宮の違いについても、わかりやすくご紹介します。このブログでは、鹿島神宮の深い魅力に迫ります。

▼鹿島神宮が怖いと言われる衝撃の理由はこちらをご覧ください

鹿島神宮とは?

鹿島神宮は、茨城県鹿嶋市に大変古くからあり、多くの人から好まれています。ここでは、鹿島神宮に関する基本情報や魅力について、分かりやすく解説します。

鹿島神宮の特徴

鹿島神宮は、武道の神様として知られる武甕槌神(たけみかづちのかみ)を主祭神としています。この神様は、古事記や日本書紀にも載っていて、日本古来の武士文化と深い繋がりがあることで知られています。

また、境内は広大で、自然に囲まれた静かな環境が魅力的です。特に、力強い歴史を感じさせる本殿は見る価値があります。

訪れる人々

年間を通じて、多くの参拝者が訪れます。特に、新年の初詣や各種祭事の際には、日本全国から多くの人々が集まります。この神宮の東、鹿島灘に建てられている一之鳥居からはちょうど朝日が昇るのを確認でき、初日の出などで賑わっています。

また、武道を尊ぶ人々にとっても重要な場所であり、各種古武道の交流演武大会なども行われています。

文化的な影響

鹿島神宮はその長い歴史の中で、日本の文化のみならず芸術にも大きく影響を与えました。例えば、能や歌舞伎の演目にも登場するほどで、これらの伝統芸術においても重要な役割を担っています。

そうしてただの神社ではなく、日本の歴史や文化、自然が織り成す深い魅力を持つ場所です。そのため、訪れるすべての人々にとって、心休まる場所であることは間違いないです。

鹿島神宮に神様はいない?なんの神様?

鹿島神宮に神様はいないと噂されることもありますが、実際には神様がいます。主祭神は前述の武甕槌神で、武勇と雷を司る力強い神様です。しかも武力だけでなく、リーダーシップと威厳を象徴していて、現在でも多くの人々が競技・試合の前などに彼の力を借りようと皆がお祈りをしてきました。

武甕槌神ってどんな神様?

武甕槌神の存在は、古事記や日本書紀の古文書にいくつかの記録があります。これらの文献は古代日本の歴史を知るうえで非常に信頼されたものであり、神話時代の出来事や神々の行ったことについて詳しく紹介されてます。

武甕槌神は雷と武勇を司る神様であるとともに、香取神宮で祀られている建御名方神(たけみなかたのかみ)と一緒に相撲の元祖とも言われてます。彼は力強さと勇気の象徴とされ、昔から武士に、今日では武道家からも崇敬されています。

最も有名なエピソードとしては、『日本書紀』に書かれている葦原中国平定の話でしょう。彼が国譲りを拒む大国主命と闘いの後、見事勝利を収めたことです。この勝利で彼は武功の神としての地位を得ました。

こうして武甕槌神は主祭神としての地位を確立しました。

鹿島神宮の神様を信仰する人々

鹿島神宮には、多くの武道家やスポーツ選手が訪れ、競技での勝利を祈願しています。また、この神様にちなんだ祭事やイベントも年間を通して行われてます。

この神様は、ただの伝説や物語ではなく、多くの人々にとって力と保護を供する重要な文化的要素が色濃くあります。そのため、この神社はただの観光地ではなく、日本の武道文化を象徴する場としても尊重されています。

▼怖いほどにご利益がある!?鹿島神宮の見どころを紹介

鹿島神宮の歴史

鹿島神宮は約2600年前に古事記や日本書紀の中で語られている神武天皇が初代天皇となった時に創建されたと伝えられています。この場所は日本古来からの信仰の中心地とされています。

武甕槌神は葦原中国平定での活躍によって地域の安定と繁栄をもたらしました。この功績により彼の神格はさらに高まり、鹿島神宮で主祭神の地位を獲得しました。

また時代が変わるにつれ、鹿島神宮の役割も変化しました。平安時代には、朝廷からの信仰も厚く、武士たちの間では「武功の神」として崇められるようになりました。また、江戸時代には、武道の修練場としても用いられ、多くの剣豪たちが訪れる場所となりました。

鹿島神宮は歴史上、単なる信仰の場を超えて、日本の文化や歴史に深く根づいてきました。神社が築いた長い歴史を通じて、日本人の精神性や価値観に影響を与え続けています。

この神社は、歴史的な背景と共に、現代においても多くの人々に愛され、訪れる者に平和と力をもたらす場所となっています。

鹿島神宮のお守りと御朱印

鹿島神宮にも他の神社と同様に「お守り」と「御朱印」があります。これらは参拝の証としてだけでなく、神様の祝福を日常生活に持ち込みたいと願う人々に親しまれてます。どのようなものがあるか、見てみたいと思います。

お守り

鹿島神宮では、さまざまな願いに応じたお守りが売られています。例えば、健康を願うお守り、交通安全を祈るお守り、学業成就のお守りなどがあります。一般的にお守りには神様の力が込められていて、日常生活での拠り所として購入していく人が多いです。

その他にも勝守や武道守、要石守といったものもあります。特に、武甕槌神が武と力の神であるため、武道に関連するお守りは多くの武道家やスポーツ選手に人気があります。

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御朱印

御朱印は神社や寺院が参拝者に与える証として、その美しい書体とデザインが評価されています。ここ鹿島神宮では本宮と奥宮の2種類の御朱印が用意されてます。

本宮では「常陸國一之宮 鹿島神宮」、奥宮の方は「奉拝 荒魂 奥宮」と記されてます。判も押されていますが、これもそれぞれ2種類の字体で鹿島神宮と書かれています。

御朱印帳も楼門を刺繍したものや朝日に鷲をあしらったものなど、凝ったものもあります。変わったところでは、鹿島アントラーズをイメージした御朱印帳もありますが、こちらは他のものより少々お高めです。

鹿島神社と鹿島神宮の違い

鹿島神社と鹿島神宮、そもそも「神社」と「神宮」は何が違うのか、祀られている神様やご利益に違いがあるのかなど、また鹿島神宮と鹿島神社との違いを調べていきます。

神社と神宮の違いとは?

神社は日本固有の宗教である神道の信仰に基づく祭祀施設を言います。神社という社号に特別な意味はなく、宗教法人格を持たない小さな祠も含めると約20万社の神社があるとされてます。

その中でも神宮は、「皇室、または皇室とゆかりの深い関わりを持つ人物を祀っている神社」とされています。

ただこれは明治以降に改められたもので、奈良時代の日本書紀と平安時代の延喜式神名帳では、神宮が多少変わってきてます。

日本書紀で記載されている神宮・伊勢神宮
・石上神宮
・出雲大神宮(一般には出雲大社という名で知られてる)

延喜式神名帳で記載されている神宮・伊勢神宮
・鹿島神宮
・香取神宮

鹿島神宮は平安時代から神宮の地位を築いていますが、広い意味では神社も神宮も大きな違いはないようです。

主祭神やご利益に違いはあるの?

鹿島神宮は今まで話してるように武甕槌神が主祭神です。鹿島神社は同じ名前の神社が大変多く、600社ほどあるそうです。それらすべからく鹿島神宮から勧請(総本社からの分霊を他の神社に移す事)されて創建された社です。

鹿島神社も主祭神は鹿島神宮より分霊していることで同じ武甕槌神を祀っていることから、ご利益にも違いはなく、どちらの鹿島神社でも開運出世や勝負運、合格祈願や健康などに特化しているようです。

鹿島神宮と鹿島神社は結局どこが違うの?

神社の規模は大小様々の違いがあるにせよ、祀っている神様もご利益にも違いがないようです。ただ敢えて言うなら600もある鹿島神社ですので、地域の違いから、奉納品や宝物、御神体などが違う事が挙げられます。

また、パワースポット的な観点からも神社の方に全くないという訳ではありませんが、総本社である神宮に比べますと多くはなく、それほど強大なものというのは無いかも知れません。

このようにご利益には違いは見当たらないのですが、場所柄、鹿島神宮まで行くのが困難な方には、お近くの鹿島神社での参拝や御祈祷をされるのも良いと思います。ただ、強大のパワースポットがあり、見どころ十分な鹿島神宮へも一度は足を運んで頂くこともお勧めします。

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鹿島神宮はなんの神様?お守りや御朱印、鹿島神社との違いまとめ

この記事のポイントまとめ

  • 日本の神社の中でも特に重要な位置を占める場所であり、その歴史や信仰の深さは多くの参拝者に感銘を与えている
  • 歴史的背景と広大な敷地にあり、神宮で行われる祭事やイベントは、古くからの伝統を守りつつ、新しい参拝者にもその魅力を伝えている
  • 主祭神の武甕槌神は武勇と力の象徴で、武道家やスポーツ選手をはじめ、多くの人々が力を求めて訪れる
  • お守りや御朱印は、参拝者が神宮の神様からの祝福を持ち帰るための大切な手段
  • 数ある鹿島神社は鹿島神宮と繋がっており、祭神やご利益にさほど差がない

鹿島神宮を訪れることで、参拝者はただの観光以上に日本の歴史と文化、信仰の深さを直接肌で感じることができると思います。どんな理由で訪れたとしても、鹿島神宮はそのすべての人々を温かく迎えてくれるに違いないと思います。

是非皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか。このブログが皆さまの興味の手助けになれば幸いです。

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